Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

ネコウヨ戦記 安倍総理と駆けた10年

私はネコである。名前はもうない。


消費税の問題点としてはもう一つ!


これは安倍総理がご存命の時期にはあまり論じられなかったのであるが、インフレによる税負担の拡大である。第二の問題点の裏返しとも言える。
昨今のインフレの状況では物価上昇によるダメージを消費税が増幅してしまうのである。例を挙げよう、


ある世帯の年間の食費が、2022年年間200万円、2023年に220万円それぞれ負担しているとしよう。


仮に消費税がなければ、
   200万円⇒220万円 20万円の負担増である。
ところが、消費税がかかるため実際の負担増は、
   220万円⇒242万円 22万円の負担増となる。
   消費税があるために2万円可処分所得が余計に減ることになる。
まあ、食費なので全部8%の税率だとすると
  216万円⇒237.6万円 21.6万円の負担増となる。
  それでも消費税のために1.6万円の可処分所得減である。
それでは、税率を一時的にでも5%に下げるとどうだろうか?
  220万円⇒231万円 負担増は11万円となる。
  この場合、可処分所得は10%税率の時と比べて11万円増加する。
景気対策、少子化対策として非常に効果があると思わないだろうか?


 思えば、安倍総理でさえも財務省の意向に反することはなかなか実行できなかったのである。岸田総理には消費税の廃止、少なくとも一時的な停止を実行していただき、ぜひ歴史に名を残してもらいたいものである。