Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

ネコウヨ戦記 安倍総理と駆けた10年 092


安倍総理が暗殺されて1年間、ネット民として投票率の問題に正面から向き合ってこなかったという点を反省している。
思えば、失職の可能性こそ自浄作用の始まりである。労働者においては減給・解雇の危険、企業においては減益・倒産の危険があるからこそ、立ち直りのきっかけとなるのである。
したがって、まずは政治家に落選の恐怖を植え付けることから始めるべきであったのだろう。そして、官僚にはコントロールできる政治家が落選するというプレッシャーを与えるべきである。


安倍総理の暗殺=日本国民を敵に回す!!


この図式を敵に示すことができなかったこと、慙愧の念に堪えない。


#落選しろメガネ



私はネコである。名前はもうない。


【92】鬼怒川の氾濫について


【気象面の原因】
条件さえそろえば比較的小型で風速も弱い台風であっても、あるいは温帯低気圧であっても、記録的大雨になりうることを鬼怒川決壊は示しました。


条件とは
(1)複数の気流が激突するとき、そこに対流が生まれ上昇気流が強まり、上空で無数の氷晶が作られて滝のように降る。
(2)総観規模の気圧配置によってじょう乱(台風や低気圧)の動きが遅くなると、特定の同じ場所(今回は栃木、茨城)に雨雲がやってくる。
(3)日本は四海に囲まれ、無尽蔵の雨の根源=水蒸気が存在する。
(4)地形的な強制力が働いて、山地にぶつかった気流は上昇するから上昇流が強められる。
(5)気流は目に見えない水蒸気の塊。目に見えるのが雲と雨。見えても見えなくても物理法則に従う。また流体の性質として風向に従って風下に流れるが、水蒸気の多いところはますます増え、少ないところはますます減るという縞模様構造になる習性があります。かくて線状降雨帯が長時間、続きました。


今回のおもな原因は(1)でした。関東平野はほぼ平らですから(4)は当てはまらず、ふだん降水の少ない栃木などで観測史上1位の記録的大雨となりました。(5)の性質によって線状降雨帯から1時間に50mmを超える「非常に激しい雨」となりました。


【人為的な側面】
今回の堤防決壊は民主党の菅直人が原発を止めてソフトバンクの孫正義らと推し進めた太陽光パネル設置のために堤防を削ったことが問題であると地元から指摘されています。


常総市の今年5月の定例議会で地元市議から「鬼怒川沿いの太陽光パネル事業」について質問されていました。これに対して都市建設部長はこう答えていました。


「鬼怒川左岸の若宮戸地区につきましては、堤防が築かれていない無堤部が約1キロメートルにわたり存在しておりますが、通称十一面山の丘陵部が自然の堤防の役目を果たしておりました。ご指摘の若宮戸地先におきましては、今年3月下旬に若宮戸地区の住民の方より丘陵部の一部が掘削されているとの通報があり、現地を直ちに確認し、鬼怒川を管理している国土交通省関東地方整備局下館河川事務所へ報告したところでございます。
当該地区は民有地であったため民間事業者の太陽光発電事業により丘陵部が延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削されたものでありました。
今年度の出水対策といたしまして、下館河川事務所で検討をしていただいた結果、太陽光発電事業者の土地を借りて丘陵が崩された付近に掘削前と同程度の高さまで大型土のうを設置することとし、現在常総市とともに交渉を進めている状況であります。また、今後は下館河川事務所において築堤の事業化に向けて検討していると聞いております」


今回、決壊場所と堤防を削って太陽光パネル設置を敷きつめた場所は一致しています。


民有地といえども、堤防を削ってしまえば、鬼怒川が氾濫した時にはそこが決壊して大きな被害になることは予測できたはずです。


一体、あの東日本大震災から何を学んできたのか?
原発は危険で稼働させてはいけないが太陽光パネルの再生可能エネルギーが正しい選択だと言うのか。


東日本大震災のあの大きな震災でも自動停止した原発には何も問題はなかったのです。問題だったのは津波に対する想定が甘かったことと、時の菅政権の対応が悪かったために被害が拡大した人災だったというのが事実です。菅直人は自分が悪かったのに全て原発と東電のせいにして逃げたのです。それを擁護したのが反日マスコミです。


菅直人が原発を稼働させて再生可能エネルギーなどやらなければ、今回の被害は起きなかった可能性があったかもしれません。そういう意味では菅直人は二重の害悪なのです。
(2015年9月11日)