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安倍総理の志は死なない!!

オーストラリア軍艦にソナー 中国軍「国際法に基づいている」と主張

日本近海で作業中だったオーストラリアの軍艦に中国軍の軍艦がソナー=音波探知機を作動させたことについて、中国政府は「一貫して国際法に基づいて操作を行っている」と主張しました。


オーストラリア政府の発表によりますと、今月14日、日本のEEZ=排他的経済水域で潜水作業をしていたオーストラリア海軍のフリーゲート艦に対し、中国軍の駆逐艦がソナーを発動、複数の潜水員が軽いけがをしました。


これについて中国外務省の毛寧報道官は会見で次のように主張しました。


中国外務省 毛寧報道官
「中国軍は規律厳正で、一貫して国際法や国際慣例に基づいてプロフェッショナルな操作を行っている」


そのうえで「関係国家が中国の玄関口でトラブルを起こすことをやめるべきだ」と批判、「中国とともに中豪関係の改善と発展の勢いを維持するよう希望する」と述べました。


中国とオーストラリアの関係をめぐっては今月、アルバニージー首相が7年ぶりに中国を訪問し、習近平国家主席と会談するなど関係改善が進んでいただけに、今回の件が両国関係に悪影響を及ぼすのではという懸念が出ています。