Shinzo-Returns

安倍総理の志は死なない!!

30年前の世界、30年後の世界

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!


北野です。




今日は、中里幸聖先生のメールをご紹介させていただき
ます。


非常に興味深い内容ですので、是非ご一読ください。


文中「 」内は、RPEからの引用になっています。


そして、途中で紹介されているレポートも、実にすばら
しい内容です。


こちらもぜ是非ご一読ください。



【 中里先生のメール ここから▼ 】



〈北野様


中里です。


いつも素晴らしいメルマガ配信ありがとうございます。


12月2日(土)配信の



「【RPE】★「アメリカ諸悪の根源論」について」



は、全くその通りで、多くの人に知ってもらいたい内容
だと思いました。


以下は私の書いた記事の宣伝も含む(汗)、メルマガ内容
に関する意見等になります。




「私は、日本がアメリカの属国である現状を肯定しません。
それで、24年前にこのメルマガを創刊した時から、『日本
の自立』を目指しています。
それはそれとして。
アメリカの属国になったのはとても悲しいことですが、
ソ連の属国になるよりは、ずいぶんマシだった。
このことも理解しておく必要があるでしょう。」




上記を理解してない、
あるいは積極的に旧ソ連や中華人民共和国などと同様の
特権層による人民支配国家を作りたい輩が日本に少なく
ないのが悩ましいです。


第二次世界大戦は特権層による人民支配国家を作りたい
輩が敗戦への貢献大でもありました。


特権層による人民支配国家を作りたい輩は救いようがな
いですが、アメリカの方がマシと理解してない人たちに
は何度でも伝えなければならないでしょう。




「RPE読者さん以外ですが、
日本人の多くには、『属国根性』が染みついていて、
『アメリカは諸悪の根源だから、別の大国に頼ろう』と
考えがちなのです。
今なら大きく二種類の人がいます。
一つは、『親中派』です。
(…中略…)
もう一つは、『親プーチン派』です。
(…中略…)
そして、『アメリカが諸悪の根源だから、中国かロシア
につこう』というのは、
『最悪の選択』であることを私たちは知っておく必要が
あります。」




「『アメリカが諸悪の根源だから、中国かロシアにつこう』
というのは、『最悪の選択』」は全面賛同します!


なぜこういうことが分からないのか不思議です。


あるいは中国やロシアについて、一般庶民を支配したいっ
てことでしょうか。


ただ、古来、支那の政権に擦り寄ることで日本国民を支配
下に入れようと企む勢力は、権力中枢にも度々巣くってい
たので、今に始まる話ではないのかもしれませんが…。


それらを跳ね返してきたのは、天皇家を中心に大和魂を持
ち続けた人々の頑張りによると考えています。


積極的にアメリカの属国であることに安住したい人たちも
いますが、属国に安住すると未来はなく、「日本の自立」
が自分たちの暮らしを守ることにつながるという認識を持
ってもらうことも重要です。


悩ましい問題ですが、分かっている人が地道に周囲に伝え
ていき、教育現場の改善にもつなげていくということが当
面できることの一つと考えています。




「日本がいきなり、『軍事の自立を成し遂げる!防衛費を
倍増させる!』と宣言すれば、中国、ロシアだけでなく、
アメリカも警戒するでしょう?
しかし、今回は、アメリカが『倍増しろ!』といったので、
『仕方ないですね』とイヤイヤ倍増させる。
日本は、少なくとも欧米から文句を言われず、防衛力を増
やし、強くなることができます。」




全くその通りだと思います。


今の状況を奇貨として、実質的に闘える軍隊を整備するこ
とが肝要です。


今の自衛隊は、正面装備はそこそこ立派ですが、弾薬が全
く不足しています。


弾薬が無ければ、どんなに装備が凄くても数日で白旗を挙
げざるを得ません。


それと交戦規定をもっと現実的なものに整備し直す必要も
あります。


既に紹介したかと思いますが、弾薬の話や共産中国の危険
な動き等については下記なども目を通して貰えると嬉しい
です。



防衛費増額は喫緊の課題、求められる地政学のセンス
https://note.com/terrace_ifa/n/nb83342e67d9b




「岸田さんの問題は、防衛費を増やすことではなく、


【 防衛費を増やすために増税すること 】


なのです。
ここのところ、はっきり理解しておく必要があります。」




上記も全面賛同します!


減税して経済が活性化すれば、防衛費増額の財源を生み出
せます。


増税は経済の活力を奪います。結果として財政再建は遠の
きます。


また、価値観を共有する諸国(欧米諸国の他、インド、イ
ンドネシア、フィリピンなど)に武器売却を可能にするこ
とで、防衛に関する様々な単価を下げることができ、
同じ金額でも実質的な防衛力強化につなげることも可能で
す。


さらに価値観を共有する諸国と武器を共有することは、
いざという時の備えにもなるし、具体的には中露をけん制
することにも繋がります。


なお、防衛費は下記レポートで書いた公共投資と似たよう
な効果を持ちます。



財政均衡至上主義では財政バランスは回復しない
https://note.com/terrace_ifa/n/n5a68a505b76f



やや余談ですが、岸田政権が打ち出した一時的な所得税減
税は悪手です。


やるべきは消費税減税(できれば地方消費税以外は廃止)、
累進所属課税の最高税率引き上げを含む累進率先鋭化です。



「新しい資本主義」は中間層の再建が鍵-提案編-
https://note.com/terrace_ifa/n/naf198acf819c




「私たちは、日々の小さな変化に気づきません。
しかし、世界も日本も変わっています。
日本、確かに今はアメリカの属国です。
ですが、自立の方向に確実に向かっているのです。
皆さん、日本の未来を悲観しないでください。
短期的には苦しくても、長期的には明るい未来が待ってい
ます。」




日々の小さな変化には気づかないけど、
大局的に見ると変わっているという話も全く同感です。


長期的には明るい未来が待っているのもその通りですが、
何もせずに待っていれば訪れるものでもないと思います。


その点は北野さんご自身が常々主張していることでもあり
ますが、明るい未来が来るように、
1人1人が出来る範囲で良いので実践していくことが重要
だと思います。


なお、趣旨は異なりますが、時代は確実に変わっていると
いう話題の記事を
昔書いたので、お手すきの時にでも目を通して見てください。



30年前の世界、30年後の世界
https://www.dir.co.jp/report/column/20170509_011954.html


今後ともよろしくお願いします。〉


【 中里先生からのメール ここまで ▲ 】



繰り返しになりますが、メール内で紹介されていた中里先生
のレポート。


非常に興味深い内容ですので、是非ご一読ください。


中里先生、ありがとうございました!



◆PS PR


中国政府が、「香港200万人デモ」を乗り切った
ことは、世界の独裁勢力に勇気を与えました。


ロシアやベラルーシは、さらに真っ黒になった。


ミャンマーで軍事クーデターが起こった。


アフガニスタンでは、米軍が逃げタリバンが復
権した。



世界的に「連鎖黒化現象」が起こってきました。



「世界島」(ユーラシア+アフリカ大陸)の地
図をみてください。


圧倒的に、黒化(独裁)勢力支配領域が広いの
です。


これから世界は、どうなってしまうのでしょう
か?


知りたい方は、こちらをご一読ください。



●黒化する世界~民主主義は生き残れるのか?


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●●●北野自身の解説動画も参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ztbH6IP4uxM


●●●元陸将・渡部 悦和先生の書評はこちら。

https://rpejournal.com/review_watanabe_yoshikazu.html