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安倍総理の志は死なない!!

南シナ海で船舶衝突 中国とフィリピンが非難の応酬 日米豪はフィリピンへの支持を表明

中国が領有権の拡大をもくろんでいる南シナ海で、同国海警局の艦船がフィリピンの船舶の行く手を阻み、衝突する事態が発生した。フィリピン政府は中国大使館の高官を呼び出し、「国際法違反」と強く抗議した。中国側はフィリピンの船舶が周辺海域に不法侵入してきたと主張するなど非難の応酬となった。


フィリピン側は22日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の自国軍拠点に向かっていた補給船が中国海警局の船に阻まれて衝突したと発表した。補給船に同行したフィリピン巡視船も中国の海上民兵の船に衝突されたという。


テオドロ国防相は23日の記者会見で、衝突は中国に管轄権のないフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で起きたと指摘。「深刻で言語道断の国際法違反で、領土拡張主義の激化だ」として非難した。


これに対し中国側は、〝自国の領土〟であるアユンギン礁の周辺海域にフィリピンの船舶が不法侵入してきたと主張している。


衝突事件をめぐっては、日米豪の駐フィリピン大使がフィリピンへの支持を表明した。