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中国・3隻目の空母が今年末までに進水か、海軍力誇示…中国紙報道

 【北京=中川孝之】中国紙・環球時報は18日、中国海軍で3隻目となる空母が今年末までに進水し、2025年頃に就役する可能性があると報じた。中国には、共産党創設100年を迎える今年に空母の建造で成果を上げ、海軍力増強を誇示する思惑があるようだ。
 3隻目の空母は上海の江南造船所で建造中で、米軍などが状況を注視している。環球時報は、中国の軍事専門誌の記事や専門家の話を引用し、船体を部分ごとに並行して製造する「ブロック工法」で工期の短縮が図られ、最新鋭の電磁式カタパルトが採用されると伝えた。
 電磁式カタパルトは重装備の戦闘機を速いペースで射出でき、米最新空母「ジェラルド・フォード」しか実用化できていない。中国の1~2隻目の空母「遼寧」と「山東」は、船首の勾配を利用して艦載機が発艦する方式で、戦闘力で劣る。電磁式カタパルトの採用は、中国には戦闘力の向上をアピールする格好の材料となる。
 3隻目の空母を巡っては、中国中央テレビの軍事専門番組が12日、カタパルトを備える空母特有のシルエットを「2021年に我々は期待する」との字幕と共に報じ、今年に建造で大きな進展があることを示唆した。